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ドーハのアルハッドスタジアムでの重要な一戦です。ドーハと言いますと、言わずと知れた悲劇の地ですので日本にとっては曰く付きの場所となります。あの悲劇を味わったのは川口だけですね。もし日本が敗れることになったら明日の新聞のタイトルは「ドーハの悲劇再び!」とかなるわけです。スタジアムはアウェイ一色ですが、日本からも1000人ほどのサポーターが駆けつけています。本当にご苦労様です。

 

この試合の結果は長い最終予選を左右するポイントになるでしょう。無事に勝利となれば3位のカタールを突き放す形で2位以上をキープできるわけで楽になります。ただ引き分けならまだしも負けるようなことがあれば日本は3位転落となり精神的にも相当なプレッシャーを感じながら残りの試合を向かえることになります。岡ちゃんは解任となってしまうでしょう。現在、勝ち点4で並んでいるもののカタールは1試合多く消化しての暫定結果ですので、状況は日本に余裕があるということです。

 

さて、日本はケガ人が多いことが懸念されます。中澤、楢崎は完全に欠場、俊輔は手負いのまま強行出場です。俊輔の試合前の会見では「自分には責任と自信がある。ケガは関係ない。できる。」とのコメントがありましたので信頼したいところです。しかしやはり蹴る時に痛みがあるらしく、若干の精度落ちとアウェイでの執拗な接触プレイが気になるところです。まぁいざとなれば松井も呼んでますし、いけるところまでいってほしいですね。

 

対するカタールの選手状況は、ウルグアイから帰化した点取り屋セバスチャン(イケメンです)とブラジルから帰化した司令塔ジュリオ・セザール(ちょっとキューウェルに似てイケメンです)に加えて国内No1ルーキーのFWハラファンが要注意プレイヤーです。監督は2002年W杯でセネガルをベスト8に導いた知将ブルーノ・メツ氏です。高さとスピードを併せ持つ怖いチームです。現段階では日本が実力は上ですが、近い将来分からなくなりそうです。カタールは豊富な資源で潤沢な資金を投入し近年国を挙げてサッカーに相当力を注ぎ込んでいます。この勢いで補強を続けていくとアジアサッカーは大変な事態に陥りそうですが。。。

 

これ書いてる今ハーフタイムなんですが、他会場の結果のVTR見れました。オーストラリアxバーレーンは1-0でオーストラリアが勝ったことは知っていたんですが、なんと後半ロスタイムまでホームのバーレーン優勢のまま0-0だったんですね。最後はミスを逃さずブレッシアーノが決めてギリギリの勝ち点3だったようです。これ引き分けてくれたら有難かったんですけどね。さすがと言うべきか、勝負を知る選手が揃ってますね。

 

さて、日本の試合の方ですが、先発は先日のUAE戦と変わったのは俊輔が加わって岡崎のいた右サイドに入った点と、ボランチがヤットと長谷部に変わった点ですね。カタールはホームですし、勝てば2位浮上ということですので序盤から前掛かりに来ると予想してましたが、やはり来ましたね。そして試合が始まってから審判のジャッジがおかしいなと思ったんですが、どうやら中国の審判団だったようです。終始に渡って誤審ぽいのが結構あったように思います。特に俊輔・達也に向けてのラフプレイは見てる方ドキドキしてしまいますので、厳しく対処してほしかったです。

 

開始直後は審判のジャッジの影響もあって攻め込まれるシーンが続き、流れとしてはマズイ雰囲気でしたが、何とか食い止め割と早い段階で日本のペースに修正できたのが良かったです。

 

前半22分ヤットからのふわっとしたスルーパスを達也がハンドすれすれの上手いトラップからGKの股抜いて流し込み先制します。これが本当に大きかったです。達也を見て思うことは「いつも全力でやる」ということですね。どの選手も全力だとは思うのですが、そんな中で比べても一際感じます。大ケガしても恐れず、ブレの無いプレイぶりからは見てる人に感動を与えてくれます。彼の髪型とか見てもらえれば分かるとおり、彼はオシャレとかそうゆう概念が無く、サッカーしか無いんだという強い気持ちを感じます。

 

その後は難なく試合を運び、いくつもチャンスを作り、カタールに好き勝手やらせないまま良い形で前半を終えます。

 

後半に入ると、右から中央そして最後は左へと崩し玉田の左足一撃ミドルが決まります。多少のミスは勿論あったものの、良くボールが動き、人も動き、岡ちゃんの目指すサッカーが出来ていたと思います。

 

この試合ディフェンスやサポートに役割を意識していた俊輔ですが、彼のDF力は凄いということが分かりました。正直びっくりしましたね。彼の言う責任という言葉が良く分かりました。チームのバランスを考え、勝ちに向かって最善の策を取った彼のアイデンティティは偉大でした。ケガの影響からキックの精度は普段以下だったものの、DFや中盤を作るパスワーク、運動量など、本当に存在の大きさを感じました。選手として最盛期を迎えたといっていいと思います。

普通だとこういった試合では2点目が入ったら交代させた方が良いんですが、岡ちゃんと試合前に話し合いでもあったのでしょう。90分出ると俊輔が言ったのかもしれません。ケガしたほうが運動量増えてる位の頑張りを見せてくれました。

 

ちょっと悪い面で気になったのは寺田と長友ですね。寺田はハイボールの処理は問題ないですが、パスミスが多いのと攻め上がった時のポジショニングが被りすぎでした。正直、サッカーセンスが感じられないです。本番初出場ですので多少は特別な雰囲気に呑まれたのかもしれませんけど。

長友に関しては、運動量は本当に豊富で頼もしいですが、攻めの仕掛けと最後のクロスがアイデア不足だと思います。簡単にプレイすることも時には大事ですが、いくらなんでもブロックされ過ぎですし、ちょっと考えたほうがいいと思います。

 

終了間際に俊輔のクロスからファーサイドで闘利王がヘッドで合わせ3点目を決めました。ここでも寺田がちょっと被っていて危なかったです。闘利王は試合前に犬養会長と話したらしく、以前のオウンゴールの借りを返す旨を伝えていたそうです。「これでチャラになったと思う」と試合後の会見で話してました。

3点目が入ると会場からは帰宅する人も見られました。まぁ気持ちは分からなくもないですけど。

 

松井・岡崎・佐藤寿人が途中交代で入り、それぞれチームを助ける良い仕事をしたと思います。松井は1対1の抜群の強さを見せましたし、松井がベンチにいるのは贅沢だなと感じさせてくれました。いつも出場するたびに文句を言っている(僕がw)岡崎に関しても、こういった試合では適役だと思いましたし今日は文句ないです。寿人は出場時間が2分だけとはいえ献身的に頑張っていたのを見逃しませんでした。

 

3点を取られた終盤ではカタールのラフプレイが目立ち、正直こいつら頭大丈夫かなと心配になりました。おそらくブルーノ・メツ監督はそんな指示を出す人に見えないので、カタールの選手の人間性を疑いますね。現段階では格付けは完了したと見ていいです。あんなチームに負けて欲しくない本当に。

 

ともあれ無事カタールをアウェイで完勝した日本、次節は年明け2月にオーストラリアと激突です。

僕の希望的観測ですが、大久保をサブにして宇佐美を電撃召集してほしいなと切に思います。そろそろ海外のレベルを慣れさせてあげて2010年には万全の仕上がりで宇佐美を世界に見せて欲しいです。ああ監督になりたい。

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やっぱりサッカーは何よりも優先されますね。偉大なスポーツ、サッカーを自分なりに斬ります。皆様の知識の足しになればと思います。
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