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日本の未来を担う男「宇佐美貴史」という男をご存知だろうか。
AFC U-16選手権が先日行われましたが、日本はベスト4で韓国に敗退したものの無事世界ユース選手権の切符を手にして一安心でした。その中での準々決勝サウジアラビア戦を観戦したのですが、一際異彩を放つ天才を目の当たりにしました。
元々評判の高いこの世代なんですが、僕には宇佐美だけが鮮烈に記憶に残りました。高原・稲本・中田英らを要する黄金時代を上回るとの評価でしたので是非試合を見たいなと思っていました。
確かに全体的にレベルが高いなと思いましたね。16歳で既にJデビューを果たしている宮吉拓実(京都サンガU18)や高木善朗(東京Vユース)など質の高い選手も発見しました。187cmと大型のFW杉本健勇(セレッソ大阪U-18)にも期待です。平山と比べても遜色は無いですね。
その中でも宇佐美は別格ですね。長いこと日本サッカーを見てきましたが、あれほどの選手は見たことが無いです。俊輔も天才ですが、そもそもタイプが全く異なります。宇佐美の方がチームとしては勝つ為に必要な選手であると思います。俊輔の足技も他を逸していますが、やはり宇佐美のスピードを伴った突破は当然ゴールに直接結びつくような決定的な才能な訳です。最近のフル代表のW杯予選を見ても分かるとおり、俊輔のドリブルはゴールに結びつくことが少ないのです。俊輔が持つとドキドキしますがファンタスティックなだけで終始してしまう無意味な状況は否めません。
そして自身も語るように宇佐美は点取り屋です。シュートが本当に上手い。インステップのドカンというのも得意だし、インサイドで巻いたりも出来るし、タイミングをずらすトゥキックも使います。本当に起用でプレイに余裕のある選手だなと思いました。ドリブルも良く相手を見てかわすといった柔軟さに加えてスピードがある為に非常に綺麗に抜くことが出来るのだと思います。
宇佐美が日本の基準となり彼のような選手が多く育つと、アジア盟主の座は相当安泰です。現在のようにアジア予選をハラハラしながら見なければならないということは無くなるでしょう。間違いなく今後の日本は彼に懸かっています。世界的プレイヤーの中田や黄金の左足を持つ俊輔と比べても遜色のない世界が認めるプレイヤーになる逸材だと確信しました。
プレイスタイルは松井や山瀬に近いのですが、経験さえ積めば早々に超えてしまう可能性を持っています。
尚、献身的にDFをする選手でもあり、勝ちに対する意識は16歳とは到底思えないです。
来年行われる世界ユースで宇佐美がどこまでやってくれるのか。また、チームとしてどこまで勝ちあがることが出来るのか。非常に楽しみです。お願いだからテレビで放送してほしいです。1試合でも多く宇佐美を見たいというのが正直な気持ちです。
すでに最終予選進出が決まっている日本、1位のバーレーンを迎えてのホームで1位通過をかけた最終戦です。
アウェイで屈辱的な敗北を喫しているだけに是非快勝してもらいたかったですね。
松井と長谷部と駒野を累積の関係で出場を見送ったわけですが、この試合のオーダーで目に付いたのはやはり本田圭佑。岡田監督曰く「テストではなくプレーが良かったから」とのことです。彼は元々フィジカルの強さが持ち味でしたが、オランダに行ってさらに磨きがかかった印象があります。北京でも期待されますね。
あとは岡田JAPAN初召集の佐藤寿人、安田理広といったところ。佐藤は可もなく不可もなくといった感じに映りましたが、安田はちょっと悪かったですね。期待される突破もボールがいまいち足につかずといった感じ。自陣付近でのあわや失点という一発も含め、やばいパスミスが3回くらいありました。
狙いとしては雨天時のスリッピーなピッチで玉田と佐藤の足を生かして裏を取り流れの中で点を取るといったコンセプトだったと思います。優秀なパサーも何人かいますし。何回か惜しいシーンもありましたね。
さて、結果は辛くも終了間際に執念というかラッキーな1点が入り1-0で無事1位突破を果たすこととなりました。
内田のゴールで間違いないわけですが、実質半分は巻のゴールと言っていいんじゃないかと思います。彼が凄い形相で詰めてなかったら間違いなく入っていないでしょうから。
巻のことだからキーパーにちょっと触って倒してゴール無効っていうことも十分考えられることを考えると、よくやったと言うべきだと思います。
求められたゲーム全体の内容ですが、ポゼッションは当然のように制していましたが決定機を作れず時々攻め込まれた場面では肝を冷やすといった展開でしたね。いつも通りというか何というか・・
開始早々に佐藤が抜け出し倒され獲得したPKがありました。今日は遠藤ではなく俊輔が蹴ったわけですが、まさかの失敗。完璧にゴールラインにセーブされ詰めることもできませんでした。俊輔にしてはミスキックとも取れる甘いコースに蹴ってしまいました。
彼を責めるわけではないですが、もしいつも通り難なく決めていたならば4-1くらいのスカ勝ちのゲームを見れたかも知れません。残念。
相手が完全に引いていたことや日本のミスも多かったことなどで面白いゲームではなかったですが、最も気になったのは審判のジャッジですかね。ファール厳しく取るスタイルなのは解るんですが、取ったり取らなかったりとか微妙にジャッジが雑な場面が多々見受けられました。リスタート時の本田へのイエローとか勘弁してほしかったです。笛吹く前にプレーを始めたからということでしたが、あれ普通注意してやり直させる程度ですよ少なくとも1回目は・・・
フル代表初試合なのに前半早々イエロー貰っちゃったら本田の持ち味が薄れてしまいます。でも腐らずに割と質のいいプレーを繰り返していたところに彼の凄さを感じました。
ただ、遠藤のバー直撃FKのこぼれ球を空振りした時はちょっと萎えました。ドンマイ。
0-0で迎えた後半終了10分前くらいから今日もバーレーンの選手たちがお得意の足攣り連発が発動してました。
よく見ると交替で入った選手も攣ってましたけど。偶然でしょう。
んで内田のゴールが決まったら急に足攣らなくなります。まぁ偶然でしょう。
そろそろ攣ってるかどうか判定できる装置が完成してもいいはずです。
さて、あとは6月27日の最終予選組分けで韓国と当たらないことを祈っております。
いやー今日も強かったオランダ。4-1とか予想の範囲越えてますね。1点目のコーナーからのカイトのヘッドはともかく続く3ゴールはスペシャルゴールですよどれも。これはすごいですよ。
今日で証明されましたね、先日のイタリア戦同様完璧な試合運びで優勝候補No.1ですかね。
フランスとしては何としても勝って決勝トーナメントにぐっと近づきたかった。ドメネクも満を持して負傷明けのアンリを先発出場させ序盤から積極的に前線に人数をかける。ジダンの後継者と囁かれるリベリーや、ゴブー、マルーダといった強いリヨンを彷彿させる布陣で果敢にオランダゴールを脅かします。
でもまぁ最後の辺りがどうにもちぐはぐ。クロスも精度を欠き(辛口かも知れませんがフランスなんでね)、いまいちいい形でシュートも打てずといった展開でしたね。あの絶対王者のシャンパンサッカーは見れませんでした。
人材不足から未だに世代交代が済んでないのも問題ですかね。アンリが得意の流し込みで1点を返したのみとなりました。
ここ数年感じるのがアンリの期待薄ですね。監督のコンセプトに合わないのか何なのか彼は代表になると能力が発揮できませんね。バルサでも何となくいまいちだしアーセナルでのみ輝く宿命なんじゃないかと俄かに確信しております。
一方オランダは歴代の代表が不仲で連携に難ありと言われてきたのが嘘のようにファンバステンのもと一つになっていたと僕の目には映りました。ロッペンやスナイデルなんてベンチまでいって抱き合ってましたよ。
リザーブも充実だしキーパーはあの人だし、最終ラインも安定し、もはや死角なしか。
何より素晴らしいのはボールを常に動かして相手のプレスに合いにくいってこと。先に先にパスコースに動き出しゲームを支配していましたね。個々の能力の高さを見せつけられました。
1点勝ち越しての後半頭からロッペン投入とか、まだ点取りに行くのか・・と思いましたがファンバステンには何か見えていたんでしょう。まぁ叩き合いでは間違いなく勝てるとの判断か、1点守り切って勝てるチームじゃないとの判断かは分らないですけどね。監督も含めて若いからこその勢いがありますね。
試合後はガラス、アンリ、ファンペルシーといったところが親しげに握手してましたね。アーセナル仲間ですからね。
最終節イタリア、フランス、ルーマニアの中から1チームどこになるか全く予想付きませんね。
ルーマニアの可能性も十分あるし、もしそんなことになったらドイツW杯の決勝の2チームがグループリーグ敗退という異常事態が発生してしまいます。もうちょっと見たいのはフランスかなぁ。
このグループC最終節、裏のオランダ×ルーマニアの結果次第ではフランス、イタリア共に敗退という大変なゲームでした。しかもオランダはスタメン9人入れ替え。ルーマニアも過去2戦を超えるモチベーションで臨んだことでしょう。
まずはスタメンですが両チームとも2トップに変更してきました。フランスはアンリ・ベンゼマでイタリアはトニ・カッサーノです。どうやら序盤から攻めるんだという意思が窺えます。
予想通りゲーム開始早々から激しい攻防となりました。両チームとも普段ならばありえないような厳しいチェックでイエローカードも辞さないといった様子。
そんな中、厳しいチェックにいったリベリーにまさかの悲劇。右太ももを痛め、あまりに早すぎる交代を強いられることに。不調のフランスを支える希望を失ったフランスは若いナスリを投入。この大一番にリベリーの代役での起用とあってはプレッシャーは相当なものだっただろうと推測されます。個人的にはジダンの後継者との評判もあり見たい選手ではありました。ただ、リベリーを欠くのはあまりに痛すぎる・・・
そして前半11分またしても悲劇は起こります。混戦から縦パスでゴール前にフリーで抜け出したトニに対して遅れて行ったアビダルが後ろからチャージ、PK&1発レッドをくらいます。あまりに早すぎる失点と退場・・イタリアサポーターは大盛り上がり。決めたのはピルロで、アビダルはピッチを去りました。こんな早い時間から10人での戦いを強いられます。どうしても不憫なのがナスリ。DFラインの退場なので補充せざるを得ず、替えられてしまいます。無念。
フランスも2点を取りに猛攻を仕掛けますが、ゲームはイタリアペース。そのままイタリア優勢のまま経過した後半20分すぎ、デ・ロッシのFKがアンリに当たり2点目が入ります。裏のオランダも1点を先制しイタリアサポーターお祭り騒ぎ。
結局そのまま2-0でイタリアが勝ち、裏のオランダも2-0で勝ったためイタリアが2位通過を決め準々決勝でスペインと当たることが決まりました。
ゲームが終わって感じたことは、トニが0点なのが不思議なくらい決定機があったこと。あとはドメネクとフランスサポーターの終始浮かない顔。マケレレのタフさといったところでしょうか。イエローが飛び交う激しいゲームになりましたが、危険なところに常に顔を出し激しいチェックを食い返し、攻めとなればゴール前まで走り込む。極めつけは3点を取らなければならない後半ロスタイムに上がれ上がれと見方を鼓舞。諦めることを許しません。35歳の王者の魂を持った彼は尊敬すべき存在ですね。
どうも僕です。
何だか先日のウズベキ戦を見て思ったんですが、
「日本て南アフリカ行けるの?」
っていう素朴な疑問です。
ホームでウズベキスタン相手にあんな無様な試合をしていたら嫌でも考えない訳にはいきません。日本のグループはオーストラリアが実力的にNo1なのは間違いないですので、余程のことが無い限りは彼らが首位突破するでしょう。
問題は2位で無事突破できるかどうかというところです。おそらくカタールとの一騎打ちだと思いますが、僕もびっくりしましたが、日本はカタールに1度も勝利したことがありません。この事実は非常に怖い。ことサッカーに置いてはジンクス紛いの事象が異常なほど纏わり付くものです。理論的には説明のつかない怖さがあるってものです。
もしも2位突破が叶わないとなると、これはもう絶望的です。とんでもなく緊張感のある試合を見なければならない恐れがあります。何故なら韓国・イラン・サウジアラビアあたりのどれかとプレーオフになる訳ですから。これはできれば見たくない。勝てる保障が全く無い相手どもですからね。
そこで先日イビチャオシムが再来日し意味深な発言をすることとなります。
。「中村俊輔のセルティックは勝った?。アジアCLのレベルも欧州に迫らないといけないね」「日本の選手は、走る量と規律の重視が必要」と代表への進言もあった様子です。協会はオシムの代表監督再就任の話をつけている可能性があります。このタイミングでオシム来日はそれ以外考えにくいです。一応J1札幌がオシム招聘に熱を注いでいるようですが、これはカモフラージュでしょう。どうやら健康状態は良好なようです。一刻も早い代表監督復帰を熱望します。
岡ちゃんでは、と言いますか日本人の監督ではまだ無理なレベルのように感じます。絶対的な指導者が必要です。岡ちゃんの選手起用は基本的に素直です。我々サポーターの思い描くものと大体おんなじ訳です。戦術的には特出した部分を感じることは無く、コンセプトも無いと言って良いでしょう。ぼんやり試合を消化しているイメージがいつもあります。日本のサッカーの成長は止まっているといえるでしょう。
世論を平気で無視できるくらいの偉大な人物が絶対条件だと思いますし、それに加えて選手、協会、国民が信頼できる人物であることが望ましいです。そうなってくるとオシムは適任中の適任です。短い間でしたが、日本代表監督に就任して証明済みですしね。彼の性格上、自身の受け持つ把握した選手をガンガン使っていた傾向はありましたが、おそらく現在は日本人選手をおおよそ把握しているんじゃないかと思います。日本の試合の録画などを見ていたそうですからね。
オシムの経緯を詳しく書いた本を読んだことがありますが、彼は唯一無二の世界的にも希少な指導者なのです。あのストイコビッチもオシムの教え子です。オシムのアイデンティティーは優秀な選手を生み出し、優秀なチームに育て上げるといった事実です。オシムと出会って初めて成功した選手も腐るほどいるわけです。弱小チームを常勝チームに変えてしまう魔術師です。まさに日本にぴったりです。加えて親日です。残りのサッカー人生を是非日本で完結してほしいというのが願いです。
外国人監督として代表監督に相応しい人物がもう一人います。大分トリニータを率いるシャムツカです。ビジュアル的にはイブラヒモビッチのようなナイスGuyです。非常に若いブラジル人監督なのですが、最近の大分を見ると分かるとおり、とんでもない実績を叩き出してます。就任1年目で低迷中の大分を歴代最高順位に導き、今年度は何とナビスコカップ決勝まで勝ち上がり、来る11月1日に優勝争いをするという好調ぶりです。リーグ戦順位も現在3位です。
大分という毎年降格の危機にあるようなチームを劇的に変えてしまったシャムツカマジック。一体どんな指導方針なのか非常に気になるところです。詳しいことは知りませんが、どうやら彼は選手を徹底的に褒めて伸ばすタイプの人物だそうです。「まじおまえ最高だよ」とか「おまえは天才だな」とかそういったニュアンスだそうです。日本人に必要なのはもしかすると揺ぎ無い自分への自身なのかも知れません。
オシムが完璧に心身共に復活するまでシャムツカ大抜擢というのが夢のようなプランですが、どちらでもいいので一刻も早く就任してほしいのが正直な気持ちです。All For 南アフリカ!