忍者ブログ
国内外問わずサッカー好きな方、移動の合間にでも覗いてってください。けっこうガチで書いております。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ドーハのアルハッドスタジアムでの重要な一戦です。ドーハと言いますと、言わずと知れた悲劇の地ですので日本にとっては曰く付きの場所となります。あの悲劇を味わったのは川口だけですね。もし日本が敗れることになったら明日の新聞のタイトルは「ドーハの悲劇再び!」とかなるわけです。スタジアムはアウェイ一色ですが、日本からも1000人ほどのサポーターが駆けつけています。本当にご苦労様です。

 

この試合の結果は長い最終予選を左右するポイントになるでしょう。無事に勝利となれば3位のカタールを突き放す形で2位以上をキープできるわけで楽になります。ただ引き分けならまだしも負けるようなことがあれば日本は3位転落となり精神的にも相当なプレッシャーを感じながら残りの試合を向かえることになります。岡ちゃんは解任となってしまうでしょう。現在、勝ち点4で並んでいるもののカタールは1試合多く消化しての暫定結果ですので、状況は日本に余裕があるということです。

 

さて、日本はケガ人が多いことが懸念されます。中澤、楢崎は完全に欠場、俊輔は手負いのまま強行出場です。俊輔の試合前の会見では「自分には責任と自信がある。ケガは関係ない。できる。」とのコメントがありましたので信頼したいところです。しかしやはり蹴る時に痛みがあるらしく、若干の精度落ちとアウェイでの執拗な接触プレイが気になるところです。まぁいざとなれば松井も呼んでますし、いけるところまでいってほしいですね。

 

対するカタールの選手状況は、ウルグアイから帰化した点取り屋セバスチャン(イケメンです)とブラジルから帰化した司令塔ジュリオ・セザール(ちょっとキューウェルに似てイケメンです)に加えて国内No1ルーキーのFWハラファンが要注意プレイヤーです。監督は2002年W杯でセネガルをベスト8に導いた知将ブルーノ・メツ氏です。高さとスピードを併せ持つ怖いチームです。現段階では日本が実力は上ですが、近い将来分からなくなりそうです。カタールは豊富な資源で潤沢な資金を投入し近年国を挙げてサッカーに相当力を注ぎ込んでいます。この勢いで補強を続けていくとアジアサッカーは大変な事態に陥りそうですが。。。

 

これ書いてる今ハーフタイムなんですが、他会場の結果のVTR見れました。オーストラリアxバーレーンは1-0でオーストラリアが勝ったことは知っていたんですが、なんと後半ロスタイムまでホームのバーレーン優勢のまま0-0だったんですね。最後はミスを逃さずブレッシアーノが決めてギリギリの勝ち点3だったようです。これ引き分けてくれたら有難かったんですけどね。さすがと言うべきか、勝負を知る選手が揃ってますね。

 

さて、日本の試合の方ですが、先発は先日のUAE戦と変わったのは俊輔が加わって岡崎のいた右サイドに入った点と、ボランチがヤットと長谷部に変わった点ですね。カタールはホームですし、勝てば2位浮上ということですので序盤から前掛かりに来ると予想してましたが、やはり来ましたね。そして試合が始まってから審判のジャッジがおかしいなと思ったんですが、どうやら中国の審判団だったようです。終始に渡って誤審ぽいのが結構あったように思います。特に俊輔・達也に向けてのラフプレイは見てる方ドキドキしてしまいますので、厳しく対処してほしかったです。

 

開始直後は審判のジャッジの影響もあって攻め込まれるシーンが続き、流れとしてはマズイ雰囲気でしたが、何とか食い止め割と早い段階で日本のペースに修正できたのが良かったです。

 

前半22分ヤットからのふわっとしたスルーパスを達也がハンドすれすれの上手いトラップからGKの股抜いて流し込み先制します。これが本当に大きかったです。達也を見て思うことは「いつも全力でやる」ということですね。どの選手も全力だとは思うのですが、そんな中で比べても一際感じます。大ケガしても恐れず、ブレの無いプレイぶりからは見てる人に感動を与えてくれます。彼の髪型とか見てもらえれば分かるとおり、彼はオシャレとかそうゆう概念が無く、サッカーしか無いんだという強い気持ちを感じます。

 

その後は難なく試合を運び、いくつもチャンスを作り、カタールに好き勝手やらせないまま良い形で前半を終えます。

 

後半に入ると、右から中央そして最後は左へと崩し玉田の左足一撃ミドルが決まります。多少のミスは勿論あったものの、良くボールが動き、人も動き、岡ちゃんの目指すサッカーが出来ていたと思います。

 

この試合ディフェンスやサポートに役割を意識していた俊輔ですが、彼のDF力は凄いということが分かりました。正直びっくりしましたね。彼の言う責任という言葉が良く分かりました。チームのバランスを考え、勝ちに向かって最善の策を取った彼のアイデンティティは偉大でした。ケガの影響からキックの精度は普段以下だったものの、DFや中盤を作るパスワーク、運動量など、本当に存在の大きさを感じました。選手として最盛期を迎えたといっていいと思います。

普通だとこういった試合では2点目が入ったら交代させた方が良いんですが、岡ちゃんと試合前に話し合いでもあったのでしょう。90分出ると俊輔が言ったのかもしれません。ケガしたほうが運動量増えてる位の頑張りを見せてくれました。

 

ちょっと悪い面で気になったのは寺田と長友ですね。寺田はハイボールの処理は問題ないですが、パスミスが多いのと攻め上がった時のポジショニングが被りすぎでした。正直、サッカーセンスが感じられないです。本番初出場ですので多少は特別な雰囲気に呑まれたのかもしれませんけど。

長友に関しては、運動量は本当に豊富で頼もしいですが、攻めの仕掛けと最後のクロスがアイデア不足だと思います。簡単にプレイすることも時には大事ですが、いくらなんでもブロックされ過ぎですし、ちょっと考えたほうがいいと思います。

 

終了間際に俊輔のクロスからファーサイドで闘利王がヘッドで合わせ3点目を決めました。ここでも寺田がちょっと被っていて危なかったです。闘利王は試合前に犬養会長と話したらしく、以前のオウンゴールの借りを返す旨を伝えていたそうです。「これでチャラになったと思う」と試合後の会見で話してました。

3点目が入ると会場からは帰宅する人も見られました。まぁ気持ちは分からなくもないですけど。

 

松井・岡崎・佐藤寿人が途中交代で入り、それぞれチームを助ける良い仕事をしたと思います。松井は1対1の抜群の強さを見せましたし、松井がベンチにいるのは贅沢だなと感じさせてくれました。いつも出場するたびに文句を言っている(僕がw)岡崎に関しても、こういった試合では適役だと思いましたし今日は文句ないです。寿人は出場時間が2分だけとはいえ献身的に頑張っていたのを見逃しませんでした。

 

3点を取られた終盤ではカタールのラフプレイが目立ち、正直こいつら頭大丈夫かなと心配になりました。おそらくブルーノ・メツ監督はそんな指示を出す人に見えないので、カタールの選手の人間性を疑いますね。現段階では格付けは完了したと見ていいです。あんなチームに負けて欲しくない本当に。

 

ともあれ無事カタールをアウェイで完勝した日本、次節は年明け2月にオーストラリアと激突です。

僕の希望的観測ですが、大久保をサブにして宇佐美を電撃召集してほしいなと切に思います。そろそろ海外のレベルを慣れさせてあげて2010年には万全の仕上がりで宇佐美を世界に見せて欲しいです。ああ監督になりたい。

PR

さあ今季のCL、グループステージも架橋に差し掛かってきました。注目のグループEの首位攻防戦です。

 

この2つのチームは極端に違う点がいくつかあります。最も大きな要因は資金力でしょうね。豪華なマンUに比べてヴィジャは高額な選手がほとんどゼロですね。リケルメの代役として35歳の老兵ピレスがチームの主軸という何とも応援したくなるチームです。ピレスはアーセナル時代から好きですし、できればアーセナルで選手として終焉を迎えて欲しかったですね。

 

CLではここまで調子の良いヴィジャレアルですが、国内リーグでは低迷中です。マンUの方は全て好調でリーグ戦も首位です。この辺りがどう影響するかが見所です。CLは特別なモチベーションが発生しますのでリーグ戦なんて関係ないといった見方もできますね。ヴィジャのペジェグリーニ監督は名将で、どんなチームでもそこそこの結果は必ず収めています。対するファーガソン監督は言わずと知れた指揮官で頭にサーが付く希少な人物ですね。この2人の名将は互いに称え合っているそうです。

 

さて布陣ですが、マンUの方はベルバトフ、ファンデルサールらを怪我で欠き、ルーニーの1トップに加えてGKが第三GKと言ったところが懸念材料です。ロナウドも怪我らしいですが、本人の強い希望により出るそうです。テペスを使わなかった理由として、レアルへの移籍話が関係あるのかどうかというのも気になるところです。ヴィジャの方はニハトが怪我だそうです。ロッシとカソレラといった良いFWがいますので彼らに期待したいところです。ロッシに至ってはイタリア代表、北京五輪得点王です。ヴィジャには攻守において絶対的な中心となるマルコス・セナという選手がいることを付け加えておきます。

 

さて、試合の方ですが、両チームとも中盤でボールを持てるのでクオリティの高いゲームが予想されます。実際、変な取られ方はほとんど無いですし、集中した良いゲームが立ち上がりから繰り広げられます。ですがやはりマンUのアイデア溢れる崩しにヴィジャが懸命に守り、懸命に繋げてカウンターに転じるといった展開に変わっていきます。ヴィジャCBは勿論、カソレラあたりもがDFに追いやられるのに対し、マンUのリオ、エヴァンス両CBを攻略までは及ばず攻め倦む状態でした。

 

やっぱりルーニーとロナウドの攻めの哲学は凄いです。懐が深いと言うか隙が無いと言うか、得点のイメージが常に溢れている印象ですね。彼らの周りの選手も一流ですからマンUは本当に厄介なチームですね。アンデルソンやナニだって他のチームでしたら間違いなくエースというか外すことのできない主軸です。

ヴィジャの方もピレス、セナあたりを中心に点を取りに行くシーンも数々見られました。ホームですし何としても引き分け以上の結果が欲しいですからね。でも前半を見ている限り、ヴィジャにはリケルメの様な信頼を置けるトップ下が必要なのかなと思いましたね。最後のところで得点に直結するようなプレイが欲しいなと思いました。

あと気付いた点としてヴィジャのGKディエゴ・ロペスの大活躍ですね。GKが大活躍するのはチームとしては良くない状況なんですが、彼は本当に良いGKだなと思いました。ヴィジャの躍進にはやはり理由があるのだなとも感じました。

 

何とか0-0で抑えていたヴィジャですが前半終了間際に悲劇が起こります。

相手選手と接触した際に足を痛めてしまい、自分で交代のサインを出すと言う絶望ぶり。誰かと言いますと、何とセナです。これは本当に痛いです。

 

後半に入ってもマンU攻勢の形は変わらず、ヴィジャも少ないチャンスを何とか得点に繋げたいという気持ちは伝わってきましたが、やはりゴールを脅かすことはほとんど無かったです。ただ、集中の切れない良い試合であったことは間違いないです。

 

この試合僕はルーニーの怪物っぷりがめちゃくちゃ印象的でしたね。彼は本当に異質なプレイヤーだなと今日改めて思いました。スペースを見つけて動いてボールを貰うだけの選手は多いですが、彼は一瞬で的確に動き出しうけることが出来ます。簡単なようでこんな器用な真似できる選手は少ないです。必然的に全ての攻撃は彼を経由して行われます。落としやフィニッシュ、パスセンスやドリブルの仕掛けなんかも申し分ないですし正に怪物(僕が言っているだけですが)。今季はバロンドール取りそうな勢いです。

 

さて後半20分を過ぎると交代が行われます。まずはピレスに代わってマティアス・フェルナンデスが入ります。僕は知らなかった選手ですが、彼は南米最優秀選手に輝いた経歴があるそうです。おそらく若い年代の称号なんじゃないかと思います。そんな選手も獲っていたんですねペジェグリーニ。ついでにあまり良くなかったロッシも下がります。

マンUの方は、こちらも不調のナニが下がりパク・チソン、キャリックに替えてテペスが入ります。なぜこんなに攻撃的になったかといいますと、後半35分ほどにロナウドに悪質なファールを行ったヴィジャの選手が一発レッドになったからです。これはもう勝ちにいかなければならないといった判断でしょう。

 

そこからはいつマンUにゴールが生まれるか、という試合展開でしたが結局最後までゴールネットが揺れることは無く、スコアレウドローで試合終了となりました。この時点で俊輔のセルティックはグループ敗退が決定するわけですが、いずれにせよオールボーに敗戦してしまったので無理でした。

 

そんなこんなでヴィジャとマンU仲良く決勝トーナメント進出が決定しました。他のグループも順当に勝ち抜けチームが決定した模様です。マンU2連覇が濃厚かなと思いますね。今季は波乱の気配が薄いように感じます。俊輔が見れないのは残念ですが、とにかく好カードを1試合でも多く見たいというのが願いです。

来る10/15のウズベキ戦に向けての調整となる試合です。
UAEにとっても次は韓国戦ということで日本は恰好の練習相手となります。

さて、気になる布陣ですが注目すべきはAマッチ初となる若手の召集もあり、どんな先発なのか。
その中から岡崎が先発という大抜擢を受けます。五輪でさえスーパーサブという位置づけだった彼が先発というのは非常に思い切った采配であるといえます。
あとはケガの為に召集されなかった闘利王の代役として遅咲きの寺田です。
このチャンスをモノにしてスタメンを奪うくらいの意気込みが感じられます。
そして今日は駒野ではなく若い長友を使います。彼の運動量は非常に心強いところ。
ボランチはブンデスコンビの稲本と長谷部です。安心して見てられそうな予感です。
1トップに玉田を置き1列下げて俊輔、大久保、岡崎を並べる布陣です。

一方UAEの方は2010年W杯予選から監督に就任したバテネイ氏が指揮を採ります。
元々UAEの代表コーチだった方なんですが、
W杯アルゼンチン大会でフランスの9番を付けていた人物です。
攻撃的なスタイルが予想されます。
UAEの主要な選手はベテランでキャプテンのザイードと若いエースのマタルといったところです。

まず前半ですが予想通りポゼッションを制し、ミスもあったものの日本ペースで進んでいきます。
岡崎、大久保、長友、内田あたりの運動量が目立ちます。
ボランチの2人も攻守共にバランスよく安定感を持ったプレイぶりです。

UAEの悪質な削りが何回か見られましたね。
大久保、玉田あたりが標的となっていました。本当に痛そうでした。

チャンスもサイド、中央、セットプレイと多様に渡って作りますが、
いつもどおり決定的な場面は少なく、アイデアも精細もいまひとつといった印象でしたね。

俊輔の左足も炸裂することは無く残念でした。最近期待感が薄れているように思います。
ウズベキ戦に向けて研究されないようにする為に蹴らないとも言っていましたが、蹴りましたね。
玉田は1トップの仕事を無難にこなした印象でした。器用な男です、あいかわらず。

大久保は先日のキーパー蹴って一発レッドの苦い過去から久しぶりの登場でしたが、
冷静にストイックに攻守に絡んではいたものの、本来の彼らしい光るプレイは見れなかったです。
デビューしたてのアグレッシブなプレイスタイルの方が彼の持ち味が出せると思うんですけどね。

0-0で迎えた後半ですが、寺田に代えて清水の高木を投入します。
その後、玉田に代えて若い興梠を投入。稲本に代えて中村憲剛を投入。
0-0では間違いなく納得できないこの試合ですので前がかりに攻め込みます。
何度も惜しいシーンはありますが点が入らない展開でした。

興梠は幾度もボールに絡みますが、いつもの鹿島で見せる積極性は見られず、
ちょっと緊張していたのか高い能力を見せ付けることは無かったです。
1度決定的なヘディングをポストに阻まれる運のなさも感じました。

そして迎えた後半25分に俊輔に代わって入った香川がファーストタッチで1点を先制します。
まだ19歳の彼は何か持っている選ばれた人間のような気がします。
ちょっと小柄なものの、テクニック、スタミナなども申し分ないです。

しかし30分過ぎにワンチャンスから途中交代で入ったUAEの9番にドリブルで持ち込まれ、
一撃を食らいます。最後に詰めた高木の足をかすめて軌道が変わるという、ありがちなゴール。
楢崎にとってはちょっと災難でしたが、親善試合で本当によかった・・

負けられない日本は巻と佐藤寿人を投入。
チャンスと決定的な場面だけが増えていく何とも歯がゆい展開でした。
いいプレイ多かっただけに本当に残念です。
興梠や香川の決定力に疑問符が付いてしまいます。

そして無常にも1-1のまま試合終了です。
岡田監督のコンセプトは随所に見られましたが、
UAEにホームで引き分けは許されない結果といえるでしょう。
若い選手やA代表経験の少ない選手にとっては非常にいい経験になったと思います。
岡田監督も若い世代の選手に合格点をつける評価となっています。
このレベルの相手に対しては精神的にも技術的にも優位に立ってほしいというのが
僕の正直な気持ちですね。若い選手も含めてです。

香川なんていつもみたいに余裕ぶっこいてチャンスをモノにしてほしかったですね。
貴重な先制点を取ったものの、後の2度に渡るビッグチャンスをモノにできず残念でした。
彼のポテンシャルを考えると欲を出してほしいところです。
DFで初召集された森島ですが、出番なかったですね。残念でした。
彼は日本人初のDFとして海外移籍という可能性を持つ逸材ですので、
是非A代表の経験を積ませたかったです。点差のある楽な試合展開なら出たんでしょうけど。

まぁウズベキ戦は結果を求めて侮ることなくやってほしいですね。
さて、最終予選2戦目はホームでのウズベキスタン戦です。
アジア最終予選でのデータをみると、ホームでの初戦に破れたチームは敗退するといった
データもありまして、何としても勝ち点3を取りたいところです。

この試合に向けて何よりも注目されるのが、神様ジーコです。
今回は敵となる形になってしまいました。
ジーコがなぜウズベキスタンリーグに行き、代表のアドバイザーをしているのか、
皆目見当が付きません。

とりあえず日本をよく知る人物であり偉大な指導者であることに間違いないので、
日本としては嫌な存在ではあります。神に見放されたとは正にこのことなのか・・

ウズベキスタンはヨーロッパ系の血を色濃く残すため、非常にスタイリッシュな風貌の選手が目立ちます。
一般的に認知された選手はほぼいないですが、ディナモキエフでプレーする国民的エース、
シャツキフは有名です。ウクライナリーグで2度得点王を獲得する点取り屋です。
あとは司令塔の8番ジェバロフが要注意とされています。
あとはとりあえず高さで日本を上回るといったところか。

どんなサッカーをするかは過去の試合などを思い出しても特筆すべき点は無いです。
ただ、ジーコが「最初に日本代表を見たときと比べてウズベキスタン代表の方が強い」と
言っているだけに油断はできないでしょう。

そもそも我が日本は強くない。非常に嘆かわしいです。
一刻も早くアジア盟主として誰もが認める存在になってほしいものです。切に。

さて今日のスタメンですが、まず闘利王が復帰したのと19歳期待の香川が左サイドで先発です。
あとは左サイドバックに阿部を起用してきました。他は先日のUAE戦とほぼ同じメンバーです。

今日の為に埼玉スタジアムの芝を刈り込み水撒きをしたそうですが、
前半立ち上がりを見て明らかに裏目ってました。すべりまくりです。
日本の選手の方が滑ってましたね。岡ちゃんどうゆうことだよ?と言いたい。

今日の日本はそのせいもあってか上手く試合を運べませんでした。
50%のボールを競り負けたり、DFラインから制度の無いロングボールを放り込んだり。(ラジバンダリ)
見ていて思ったのはパスが足元に行きすぎという点ですね。
流れの悪い時こそボールと人を精力的に動かすということが大切だと思います。

あとは予想通り俊輔が執拗に削られます。カード出ないかなと思いながら見てました。
でもやっぱり彼はスペシャルですね。パスの狙いと精度のレベルが違う。
彼の左足から数々のビッグチャンスが生まれます。
最近感じるのは彼の海外での経験から来る勝利のメンタリティですね。
動き出しのタイミングなど注文したり、味方に鼓舞したり、非常に声を出している。
大概10番といった背番号は重いわけですが、彼の10番は軽く感じます。
もはや俊輔を欠くことは考えられない。
ただ、僕としてはもっとシュートの意識を高く持ってもいいんじゃないかなと思います。
彼はデッドボールアーティストではないですし、シュートまでの仕掛けも当然一流です。
パスの美学は解るんですが、少し勿体無いと思ってしまいます。

さて試合ですが、流れの悪いところで最悪のことが起きてしまいます。
闘利王のアクロバティックなクリアミスからDFラインを乱され中澤も釣り出され、
シャツキフへ注文どおりのクロスが入り先制されます。
ポジショニングに少しの無駄も無く、余裕で決められた印象でした。

日本も必然的にそこから少し攻めの意識を強めて再三攻め込みます。
そして迎えた前半40分、俊輔からのアーリークロスに大久保が追いつき折り返し、
最後は玉田が押し込み同点とします。これはキレイに決まりました。

大久保は非常に献身的なプレーが目立ちました。
彼は南アフリカへ向けてラストチャンスと自覚していると話すとおり、必死さが伺えました。
残念ながらいい形で勝負できるようなチャンスは無かったと思いますが、
その献身的な動きを岡ちゃんはきちんと見ていたと思います。

香川も随所に顔を出し、俊輔の指示どおりの動きでチャンスを作ってました。
彼がもしこの試合でゴールを挙げるようなことがあると、最終予選最年少でのゴールとなります。

長谷部はサイドを切り込むシーンがありましたが、深いところまで上がるシーンは少なかったです。
ブンデスでの経験を生かし、パワーアップしたフィジカルを見せ付けてほしかったです。

この試合とても高評価なのが内田ですね。運動量も申し分なく、
チャンスとなればFWよりも早く攻めあがりましたし、仕掛けも非常に良かった。
失点のシーンで戻りの遅さが指摘されましたが、あれは仕方ない部類の出来事だと思います。
内田の攻撃性を下げるような注文は勘弁してもらいたいです(>セルジオ)。
彼は史上初となるSBでの海外移籍を果たすかもしれません。

後半に入ると大久保に代わって岡崎が投入されます。
UAE戦で合格と評価されたのか分かりませんが、僕の中では不合格です。
悪い選手では決してないし、将来有望な選手の一人だとは思いますが、代表には早い。
ゴン中山の後継者として是非とも頑張ってほしいです。でも代表にはまだ早い。
出すとしても余裕のある試合で使うべきだと思います。どうですかね?岡ちゃん・・

実際、仕掛けても成功しないし、絶好のチャンスに玉田と被るというシーンも見られました。
ポジショニングもちょっとパスしにくいようなDFを引き連れての動きでした。

あとは興梠と稲本が途中出場しました。興梠の召集は非常にいいと思います。
かれはおそらく日本を代表するFWになる選手です。高いポテンシャルを感じます。
残念ながら持ち味であるドリブルもあまり見られませんでしたが、
得点への高い意識を感じました。救世主になってほしいところでしたが残念です。

後半になるとウズベキの選手のラフプレイが目立ちました。
俊輔、遠藤、阿部あたりが標的となっていたようです。
血を流す俊輔とかあまり見たことがないですけど、彼の集中力は落ちることは無かったです。

後半途中から闘利王が上がりっぱなしになり、ロングボールの的となっていましたが、
何度か決定的に合ったり、折り返しに成功したりしましたが得点には至らず。
何度も何度もあったCKのチャンスもことごとくモノにできませんでした。

カウンター気味に攻め込まれるシーンもあり負けてもおかしくなかった様に思います。
ウズベキスタンもサッカーのレベルが上がっており、クレバーな攻めをしてきますから。

日本には汚い時間稼ぎをする文化は無いですが、ウズベキは普通にしてきます。
同点で良しというのが見え見えな倒れこみを繰り返します。
埼玉スタジアム大ブーイングでした。おかげでロスタイム5分。

結局最後まで攻めきれず1-1で試合終了。痛い引き分けとなりました。
最後の最後にFCのチャンスありましたが、遠すぎました。残念。

試合を通して感じたことは、レベルの差が無いってことですね。
日本の成長がゆっくりなのに対し、ウズベキスタン含め他のアジアのチームは急成長している印象です。

あと、テレビを見ていて感じたんですが、最近カメラの中継が欧州に近くなってきてます。
何のことかと言うと、女性サポーターを抜くっていうことです。
美人サポーターが時々抜かれたりですとか、女性サポーターの多い場所がよく映されます。
そんなところばかり移すとまるでスタジアム中女性ばっかりみたいな印象でした。
見ている僕たちとしては非常に嬉しいですけどね。
 

オールドトラフォードに出向いてのアウェイでのマンチェスターユナイテッド戦です。

 

俊輔は移動多くて大変そうですね。前シーズンで一躍世界に名前を知られた伝説のFKが見れたこの場所で伝説を上乗せしてほしいものです。

 

フォワード不足のセルティックはマクドナルドの1トップです。あとはいつも通りですね。

 

マンUの方は新加入のベルバトフとルーニーの2トップにサイドをナニとCロナウドを置いた攻撃陣。

 

ベルバトフはブルガリア代表ですが、いきなりビッグクラブからの誘いを受け、堂々とスタメンで起用されるなんて本人は相当嬉しいんじゃないでしょうか。彼は今のマンUに必要な選手ですね。体格に恵まれハイボールに強いですし、ゴール感覚は申し分ないですし、足元も上手い。何よりマンUに来てからは非常に献身的なプレイが目立ちます。連携も仕上がって来ているように感じました。

 

ボランチもフレッチャーとアンデルソンと万全の布陣。リオが負傷中ですが、問題無さそうです。代役はブラウンでした。マンUは本当にどのポジションも選手層が厚いです。テペスがベンチにいるなんて本当に贅沢です。

 

しかも若いです。ファーガソンの買い物上手には感心しますね。

 

さて試合の方ですが、やはりマンUペースで進みます。これはどうしても仕方がありません。

 

マンUの方は攻撃陣の攻撃センスが半端じゃありません。両サイドはナニとロナウドが切り込んで来ますし、中央はいるべき場所に必ずいるという生粋の点取り屋2人がポジションを変えながら待ち構えています。

 

お互いを生かすという動きやパスが素晴らしい完成されたサッカーだと思いました。

 

ルーニーに関してはまたプレイの質が上がった印象を受けました。パスが本当にうまい。

 

ナニにはスピードが増した印象を受けました。彼はポルトガル至上最高のプレイヤーにどんどん近づいていきますね。ある種ルイコスタの壁はこの若さで突破してしまったようなイメージです。

 

不調のロナウドも特に問題なくいつものようにふてぶてしいほどに落ち着いてプレイしてました。不調でこれかよと思いました。

 

ファンデルサールが38歳になったというのにも驚きました。プレイぶりからは全く年齢を感じさせませんし、見た目も若いですからね。しかしそろそろ後継者を何とかしないといけないですね。

 

前半散々攻め込みながらもセルティックの守りにゴールには届かない展開だったものの、30分にCKのこぼれ玉をベルバトフが押し込みます。どう見てもオフサイドでしたが、ゴールの判定でした。

 

セルティックの方は足元へのパスを重視した安全策を取っていたようです。風間さんは精度の高いプレーになっていると言ってましたが、僕は変に流れを止めるパスが目立っていて良くないと思いました。

 

俊輔はセットプレーでのボールの精度や少ないチャンスでのボール捌きはいつも通りだったものの、マンUにとってあまり怖いプレイにはならなかったです。彼は一人で局面を打開できるような選手ではなく、ターゲットとなる選手の動きによってプレイの出来が変わってしまうので残念でした。もう少しその卓越したドリブルとシュートを出せればいいなと思いますね。今回は相手が悪かったのと、味方の動きがイマイチだったのもありますね。

 

後半に入ると、さらに1点を追加したベルバトフに替えてテペスを投入します。

 

いつも思うのが、テペスはこのチームに必要なのか?ということです。質の以上に高いドリブラーが何人もいるこのチームで小さくてすばやくボールキープも出来るテペスは余ってしまう印象があります。実際今日もパスとシュートの選択がいちいち裏目っていた気がします。質の高いプレイヤーだけに必要としているチームは多いと思うのですが。

 

テペスの初ゴールを全員で喜んでいたシーンも見ていますので、チームメイトたちとは上手くいっていると思うのですが、やっぱり移籍の道がいいんじゃないかなという気がしますね。

 

さらに何回もミドルを打たれていたルーニーに一撃をくらい3-0と離され、俊輔はハートリーと交代となります。今日は伝説から程遠い出来でしたので残念です。

 

終了間際にパクチソンが投入されます。なんでたけし軍団が!?と思われた方、違います。なべやかんではないですパクチソンです。悔しいですが、彼はいい選手ですね。本当にスキルが高いです。普通に考えてアジアからマンUに移籍して試合に出るような選手が存在するなんて考えられませんでした。ファーガソンも良く見てますね本当に。

 

結局試合は完敗で終了します。

 

セルティックとしては未だ勝ち点1ですのでグループ突破が非常に困難になってしまいました。

 

お金はある程度持っているチームのはずですので、もう少し補強に力を入れてほしいなと思います。スコットランドリーグでは勝てても、チャンピオンズリーグで勝つには必要なことだと思います。ストラカンお願いします。俊輔みたいな決定的なパスを出せる選手がもう一人くらいいたならば攻撃のバリエーションも増えると思います。リーグ得点王のマクドナルドも世界レベルのDF相手には何も出来ないということを知ってほしいです。今日ベンチに入らなかったヘッセリンクはオランダ代表に召集されたりしますが、高齢ですし運動量が乏しいです。あまり結果も残せていないので彼に多額の年棒を支払うならば、もっと大型補強を考えてもいいと思います。ラーションを呼び戻すっていう手もあります。

 

まぁセルティックファンみたいな言い草になりましたが、俊輔ファンなだけです。特に思い入れはありません。俊輔に気持ちよくプレイしてもらいたいだけです。

 

とにかく次はホームでのマンU戦です。何としてでも勝って一縷の望みを繋げてほしいですね。

プロフィール
HN:
よるかぜ
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/02/02
職業:
派遣社員
趣味:
寝ること
自己紹介:
やっぱりサッカーは何よりも優先されますね。偉大なスポーツ、サッカーを自分なりに斬ります。皆様の知識の足しになればと思います。
最新コメント
最新トラックバック
アクセス解析
カウンター
イチオシの男
ブログ内検索
バーコード

Copyright © [ サッカーを愛する男よるかぜ ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]